セリバオウレン(キンポウゲ科)芹葉黄連
戻る 前へ 次へ

 この山地にはオウレン畑といって育てているようで平家平登山口すぐから、ブナ林地あたりまで踏みつけるほどの

オウレンがいっぱいの山は珍しい。オウレンは根茎を煎じて苦味健胃薬などの薬用としたり、

漢方に使われるといわれ、この地のものは越前オウレンなどの呼称で呼ばれているようだ。

また、雌雄異株といって雄花と雌花が別株で咲き、白っぽく咲くのが雄花で中心が茶褐色に見える

花の方が雌花である。なお、白く花びらに見えるのは萼片で、花びらは中心に小さく黄色くつく