奥越 花の姥ケ岳 ’14.5.8  晴のち曇り

 平家平登山口-ブナの森-ミズバショウ地-姥ケ岳(ピストン)

 岐阜県境近くの福井県越美山地にある姥ケ岳(1453.6m)へ初登頂でした。さすがに豪雪の福井県です。GWも過ぎているのですが低山ながら、まだまばらに残雪の中、早春の野草が楽しめました。

山頂近くの洞穴に山姥が住んでいたという伝承の残る山で、平家の落人が隠れ住んでいたといわれる平家平が登山口でした。すぐにベニバナミヤマカタバミが見られました。ミヤマカタバミといえば白色なのですが、日本海側を中心に、花が淡紅紫色を帯びるものがあり、紅色のカタバミに出会う機会が少ないため大喜びとなりました。

     

 まず、今回見られた山野草類を主体に綴ってみたいと思います。全画像クリックで拡大、説明等が見られます。

 他にはサンカヨウ、ハルトラノオ、エンレイソウ、ショウジョウバカマは登山道沿いで見られました。そして林道では車窓からミヤマキケマンの大群が見られました。もちろん、樹木花はこれからですが、開花の早いグループであるタムシバが満開で、桜はキンキマメザクラやカスミザクラも終盤のようでしたが見ることもできました。しかし、桜の二種の写真が撮れなくて同行のeさんにお借りしました。。


サンカヨウ(メギ科) 山荷葉

 

     
 キンキマメザクラ    カスミザクラ

 最後になりましたが、風景は暖かいこの時期ですから展望はあまり期待できませんでした。でも白山は雲がまとわりついていましたが、なんとか荒島の奥に白く見せてくれました。また能郷白山は南に指呼の間であり、反対の北西よりには銀杏峰と部子山も並んでいました。

         
 荒島の奥に白山が白い    能郷白山   右から銀杏峰、部子山 

 

       
雪解けを待つブナ林下のオウレン畑  どこまでもブナ林続き  今度はダケカンバの森が出現 最後は大トチノキが待ち受け 

 ご参加のみなさま、お疲れ様でした。また車を出して頂いたお二人さん、大変お疲れ様でした。リーダーさん、ありがとうございました。

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