敦賀 岩篭山 ’09.5.25 小雨のち曇り 

JR新疋田-市橋-夕暮山分岐-岩篭山-ブナの森-駄口登山口-JR新疋田

 ヒメシャガを探しに行こうと岩篭山を歩いてきました。ところがほぼお花は終わってしまっており残念でした。もう一週間早く思いつけばよかったのでは・・来年こそ満開を狙いたいと思っています。 

ヒメシャガ(アヤメ科) 岩石地を好む

 ところが以前から大好きなハクウンボクが沢山自生していることも判明しましたが、こちらは反対につぼみばかりで一週間は遅い開花状況で花巡りもなかなか上手くいきません。もっとも仲間のエゴノキは超満開で早い固体は落花盛んなものも多くありました。 

ハクウンボク(エゴノキ科)樹木花でトップクラスの美しい花ガ咲く

 谷筋歩きはお花も多くてうれしい悲鳴です。でも今回は下りを尾根歩きの駄口コースをとったのですが、これが大成功でした。
 私はカエデ科26種のうち未見が3種(ヒトツバカエデ・クロビイタヤ・ホソエカエデ)あったのですが、尾根から下りにかかったあたりで木の葉を見てどうも見たことのない代物だ!と画像を持ち帰りnet上で問い合わせた結果、これが大ヒットでした。
 そう未見の一つであるヒトツバカエデでした。近々再調査に出向く予定です。

やっと出会えました!!ヒトツバカエデ 果実などを再度確認したい・・

他の樹木たちもご覧ください。 

街道筋の庭でエニシダ(マメ科) ヨーロッパ原産 イタチハギ(マメ科) 北米原産
アカメガシワ(トウダイグサ科) 花は6〜7月 タンナサワフタギ(ハイノキ科) 葉先が尾状にのびる
シラキ(トウダイグサ科) 材が白い キンキマメザクラ(バラ科)密腺葉柄上部or葉身元
ツリバナ(ニシキギ科) 黄緑色の花盤目立つ ツクバネウツギ(スイカズラ科)5個のガク
ミヤマハハソ(アワブキ科) 波状の鋸歯のある葉がコナラ(別名ハハソ)に似ていることから
クマシデ(カバノキ科)側脈20〜24と多い互生 イヌシデ(カバノキ科)若い果実 葉柄毛が密生
タニウツギ(スイカズラ科) 日本海側に分布、太平洋側にはヤブウツギが見られる。
ヤブデマリ(スイカズラ科) 装飾花5個のうち1個が極端に小さい
カマツカ(バラ科) 別名ウシコロシ ヤマグルマ(同科) 岩場に生える
ハナヒリノキ(ツツジ科) テツカエデ(カエデ科) 葉柄に溝はない
コハウチワカエデ(カエデ科) 別名イタヤメイゲツ 花は綿毛で白っぽく見え、果実の翼は水平に開く
 この時期は山野草のお花がそろそろ終盤で
変わって樹木が開花を初めてくる。
 今回はヒメシャガばかり考えていたが、ことの
他、樹木にも目がいってしまった。
ツルウメモドキ(ニシキギ科)

  続いて山野草のいろいろをご覧ください。

キショウブ(アヤメ科) ヨーロッパ原産 トウバナ(シソ科)
キクバドコロ(ヤマノイモ科)葉柄基部に突起物なし ヤマノイモ(同科)
ヒメドコロ(ヤマノイモ科) シライトソウ(ユリ科)
オカタツナミソウ(シソ科) ミズタビラコ(ムラサキ科)
トリガタハンショウヅル(キンポウゲ科) コケイラン(ラン科)

 今年の岩篭山のレポはこちらからご覧ください。 09.6.9   09.4.11

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