群生のアケボノシュスラン '13.10.4

 山友からのアケボノシュスランが咲いてるよ!、とのメールで念願の群生地を訪ねました。もっともやや遅きに失したのですが、それでもまだまだきれいに咲いていました。

アケボノシュスラン(ラン科)

 今日はお天気よく谷沿いまで日が当たりすぎて適当な被写体探しも大変でした。これまで伊吹北尾根や岩湧山などで出会っていたのですが、こちらの群生度には驚きの一語で、まさに喜々として時を過ごすことが出来ました。以下画像クリックで拡大画像が見れます。

 続いてその他の植物たちもご覧いただきましょう。最初に山野草たちです。

 続いて樹木たちのいろいろな話しです。

 更に初見のシロバイ(ハイノキ科)についてです。この常緑性のハイノキ属の仲間ではハイノキ、クロバイ、クロキ、ミミズバイは何度か見ているのですが、こちらシロバイには初めて出会いましたので、図鑑を見ても悩みましたが、判明できずnetで尋ねて教えてもらえました。この樹木は冬芽、花時、果実の熟す時など時期を追って当分定点観察をしていきたいと考えています。 

  最後にこの木、ムクノキ(ニレ科)もほとんどこれまでじっくりと観察していなかった樹種のために幼樹を見て、その場で同定できずnetのお世話になる始末でした。


 ’13,12.5追記です。

シロバイの現状確認に再訪してきました。↑の画像にある果実は昨年開花した後の実のようです。といいますのは今回確認に行きましたら↓のように果実の色が紫黒色に変わっていました。図鑑説明によりますと、果実は翌年の秋に紫黒色に熟すと説明がありますので、昨年の8~10月ころに咲いていた花が果実となり、まず緑色で育ち秋ごろに紫黒色になるものと思われます。

 また、今年開花していた花から果実に変わりかけていると思われる画像を↓のように撮ってきました。まだまだ幼い果実は小さくて、一瞬これは花の冬芽かなと思ってしまうほどでしたが、よく考えるとどうやら果実化が始まったばかりのようすでしょうとの結論としました。

 ’14.8.31再訪

 アケボノシュスランとシロバイの現状確認に行ってきました。レポはこちらからご覧ください。

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