本社ケ丸・清八山 '08.11.29

JR笹子-追分-東電東山梨変電所-清八峠-清八山-本社ケ丸-角研山-鶴ケ鳥屋山-近ケ坂橋-JR初狩

 秀麗富嶽十二景の12番山頂である二座を鶴ケ鳥屋山まで縦走してきました。ただ天気予報が外れて稜線まで登ると霰が降る始末で、稜線南側にお目当ての富士の眺望は一日中失ったままとなってしまいました。

 でも北側の景色は一瞬ではありましたが、こんなパノラマも見られたんですよ~~

左から笹子雁ケ腹摺山、お坊山、右にいって黒く滝子山が見えますが、その一番遠くに大菩薩嶺はわずかに見えますね~

 

駅から清八峠まで2時間半フゥ・・でも途中には
水場もあります。
峠から往復10分の清八山(1593m)、だが
あたりは真っ白、犬連れが先客
本社ケ手前の展望地の岩場から富士はなく、
清八までもこんなありさま・・
峠から30分で本社ケ丸(1631m)だが、狭い岩の
頂上には6人しかいない、そうこの景色ではネ・・
この後は口が淋しい、そう誰にも会わなかった
のだから・・紅葉も終わったばかりの景色続く
敷き詰められた落ち葉の枯葉を踏みながら、
本社ケから45分、カドトキヤマと読むらしい
昔のヤグラ跡ももの悲しい・・ 鶴ケ鳥手前の展望地から振り返ると
歩いてきた本社ケがこの時だけくっきりと
本社ケから2時間15分で鶴ケ鳥屋山(1374m)、
北側樹林越しの山は滝子山だ。この山頂南側
からたとえ富士が見えても樹林がいっぱいで
枝がうるさいと負け惜しみ・・(泣)
今回最後の山頂からはすぐに激下り道、それも
枯葉に隠れた石多く、足元すべり要注意の時間
帯、堰堤まで下ってようやく安心、林道歩いて
近ケ坂橋に辿りついた。

 今回のコースは約16kmで稜線はわずかではありますが岩場も何ヶ所かあったり、小さなピークの繰り返しであるなど、結構タフな道が続いていました。JR笹子駅を7時40分にスタートし、初狩駅は15時20分の7時間40分の単独行でした。これが富士が見え大勢で歩くと10時間近いコースとなることでしょう。

 しかし、この二つの山頂からの富士が見られなかったため、なんとしても最チャレンジをしてみようとの気持ちが鶴ケ鳥からの激下り道でふつふつと沸いてきました。(笑)

 ホームヘ




滝 子 山 '08.12.1

JR笹子-吉久保-道証地蔵-曲沢峠分岐-白縫神社-滝子山-檜平-藤沢-JR初狩

 今回もすばらしい富士が見られるだろうとの天気予報を信じて、笹子駅から長い林道を歩き出した。途中のすみ沢渓谷は新緑の頃に是非再訪したいと思うほどすばらしい渓谷美を用意して見せてくれた。
 もちろん渓谷につきものの小滝の景観も気に入った。道沿いには崩壊もややあるも、そんなのは全く気にならないほどの感動のコースであった。

 ピーク直下には鎮西八郎為朝の白縫姫物語の謂れある鎮西ケ池そばには白縫神社も祭られていた。歴史上の哀話を秘める物語にちょっぴり思いを馳せた後はすぐに秀麗富嶽十二景第4番山頂の滝子山に辿りついた。 

滝子山頂よりの眺め、左から鹿留山、杓子山、三つ峠山、黒岳、手前は左より鶴ケ鳥屋山、本社ケ丸の稜線

   

駅7:30発、道証地蔵8:30着、ここから山道となる。 すみ沢にかかる丸太橋、このあたりからすばらしい
地蔵から45分で曲沢峠分岐、これを右へ その後には小滝が続き、滝巡りも楽しい
こんなおもしろい滝もあり、ナメ滝だ・・ 10:20着 白縫神社はひっそりと祭られていた・・
10:35一番で着、360°の大展望、滝子山1620m まずは三つ峠山を従えた富嶽である。
聖、赤石、悪沢など南ア南部の鋭鋒 八ツ岳もしっかり見えている。
金峰山も昨夜の雪が眩しい 北側には大谷ケ丸、ハマイバ、黒岳、雁腹摺山なども
12:20着 下山の檜平では富士もお隠れ・・ 標高を下げるとカエデもまだ残っている。
こちらの谷沿いはやや荒れていた。 藤沢に下山後、振り返ると滝子山が見事だった。

 ホームヘ




岩 殿 山 '08.12.2

 戦国時代に岩殿城の山城があったことで知られる岩殿山を散歩してみました。本来なら展望のすこぶるいいところのようですが、天候に泣かされてしまいました。

 また中腹には丸山公園に「ふれあいの館」があり、プラネタリュウムが楽しめたりその他各種企画や展示ギャラリーを開催しています。それに大月市の観光の中心として4月にはこの岩殿山一帯でさくら祭りや、8月にはかがり火祭りなども町をあげての市民のふれあいの場としているようです。

秀麗富嶽十二景8番の岩殿山 岩壁を見上げるとあたかもセメントで塗り上げたよう
三の丸跡展望台からは富士が最高のようだが・・ 稚児落としへの分岐となる鏡岩、山頂は右へ
東隣りに左から百蔵山と扇山は指呼の間だ。 南東に右から高畑山、天神山、倉岳山も見える。
南西よりに高川山、その右は鶴ケ鳥屋山だ。 ほぼ南の稜線の上に頭をあげる九鬼山も見えた。

 結局岩殿山からの富嶽は見えなかったが、十二景の内の6箇所の山は眺められた。次回はもちろん富士を狙い、続いて筑坂峠から岩場のクサリ場を通過してカブト岩の天神山に大岸壁の稚児落とし、というルートを歩きたい。

 ホームヘ




岩 殿 山 ’08.12.17 小雨

 本日最後の秀麗富嶽十二景だが生憎の雨の中のため山頂はあきらめて、前回の宿題である築坂の峠から兜岩、稚児落としのルートを探検してみることとした。

岩殿山への入り口、すぐ上にふれあいの館あり 築坂峠への分岐からいったん大きく下り~
丸っこい岩にはロープあり くさり場もあり
大岩には鉄筋があり、片側は切れ落ちている さらに登りのくさりあり
ようやく稜線に乗り 浅利天神の祠が祀ってある天神山
切り開かれたところから高川山だろうか・・ コース一番の見どころ稚児落としの大岩璧
トズラ峠を右に見送り左折して下山にかかる 浅利集落の民家が登山口だ

 登山口からスタートが遅かったために急ぎ足だったが、浅利の登山口まで1時間半で下りてきた。このあと道標にしたがい「大月市指定文化財浅利の千本松」の看板から県道512号線をバスか徒歩(約1時間)でJR大月駅へ向うこととなる。

 ホームヘ