北海道 斜里岳と雌阿寒岳 08.9.23~25

 山登りの前に網走市にあるサンゴソウの群落地を観光してきました。そこには一面に広がるサンゴソウが秋の能取湖を真紅に染め上げ、それは見事な紅葉景色を作り上げていました。

サンゴソウ(アカザ科)の群落地 @能取湖(ノトロコ)
アッケシソウとも言われ、他にサロマ湖畔、厚岸湖畔でしか見られない。観光客が多数~

 

 斜里岳へは登山口の清岳荘から大小さまざまな滝のある沢筋歩きが楽しい新道コースを登りにつかい、馬の背から急登をすぐに北風をまともに受けながら斜里岳頂上(1547m)に4時間弱の登りでした。
 おりしも当日は大雪山の初冠雪が報じられた日で、どうりで頂上ではちらちら白いものが舞っている寒々の中で震えながら昼食にありつきました。

水蓮の滝 羽衣の滝
方丈の滝 霊華の滝
馬の背直下の胸突き八丁 馬の背から見あげる斜里岳
頂上のケルン、南に摩周湖、屈斜路湖も見る。 雨乞い伝説の竜神ノ池にも立ち寄りました。
ミネカエデの紅葉も始まっていました。 ダケカンバの向こうには真ん中奥が斜里岳
下りは新道コースの熊見峠をとりました。 峠にはクロツリバナにこのツルツゲも実をつけて・・

 

 2座目は雌阿寒岳でしたが、これまた頂上は前線の影響で強烈な寒さに震えながら景色を眺めてから退散しました。登り2時間半、下り2時間の歩きでした。

頂上から雄阿寒岳 雌阿寒岳(1499m)
阿寒富士(1476m) 山麓のオンネトー越しに左雌阿寒岳と右阿寒富士

 歩きながらゴゼンタチバナ、マイヅルソウ、イワブクロ、ガンコウラン、メアカンキンバイ、メアカンフスマ、ヒメイワタデ、エゾノマルバシモツケ、コケモモ、シラタマノキなどの花枯や果実を確認できました。

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