北ア 八方尾根から唐松岳 07.8.11~13

 八方尾根の花巡りと唐松からの大展望を楽しんできました。登りの八方尾根は噂にたがわず満開の花々で八方池までは花と人ゴミの中を亀さん歩きでしたが、天上の池と呼ぶにふさわしい八方池をすぎるととたんに人の数も減って雲上の稜線漫歩でした。 

八方池と白馬三山(白馬鑓ケ岳・杓子岳・白馬岳)
画像は唐松岳からの下山時の8時20分頃で観光客の姿はほとんど見えませんでした。

 翌朝の唐松岳頂上山荘横からの日の出もすばらしくきれいに見ることができ、このような絶景も久しぶりに出会えました。

日の出時刻は5時ころ、火打ち、妙高、高妻、戸隠の南の飯綱高原あたりからでしょうか
朝焼けの唐松岳
日の出時の反対側の剣岳など立山連峰

 景色もさることながら、植物層豊かな八方尾根は北アルプスでも種類、量ともに有数で固有種も多く、気も心も和む大自然のおおらかさを心の隅々まで感じとれました。

白馬三山をバックにタカネマツムシソウ、オヤマソバ咲く ハクサンサイコも満開でした。
八方尾根特殊植物のハッポウタカネセンブリも多数咲く 白花ハクサンシャジンもちらほらと

 シモツケソウ、カライトソウなどのピンク系にチングルマ、イワシモツケの白色そしてマルバダケブキ、シナノキンバイなどの黄色系とまさに色とりどりのお花畑の連続にこの上ない満足感を得ました。見られた花々は100種近く確認できました。

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