京都北山  花背峠から滝谷山・大見西尾根     07.6.27 曇り

 久しぶりにエリア別徹底研究、京都北山を歩くシリーズをやることにした。今回は大見尾根の西の稜線を歩いて小野谷口へ下るコースで、北山でもマイナーな道で当然踏み後も薄い。
 そんなことから地図読みと北山らしい自然林などを楽しむコースだろう。もちろん新ハイキング関西初夏号のP55の記事を読んでの実施であった。

花背峠でバスを降り、この看板右から入る。9時 道沿いにはシラキが咲き出していた。
大見尾根すぐにNTTの鞍馬中継所が見下ろす。 尾根から東すぐに2等点の滝谷山だ。876m
大見尾根右カーブ地点が取りつきだ。
今年の北山ではササがほとんど花が咲いて
画像のように涸れてしまい、祇園祭りのチマキ
が高くなろうと新聞も報じている。
北西にのびる稜線に乗るとギンリョウソウが
いたるところで多く咲いていた。
二つ目のピークで右折し北へ向う。唯一の道標 877ピーク手前コルにはイワガラミが満開
877の次の771ピークは分らず終いだったが、何
とか尾根を北へ北へとって大原大見と小野谷峠
分岐に降り立った。そのすぐ左上が画像の小野
谷峠だった。
峠からわずかで沢となり、やや足元が悪くなって
手間取ったが、その道の日当たりいい場所では
まだミヤコツツジが満開であった。
ヤマツツジもそばに咲いていた。また沢筋では
珍しくミヤマハハソの若い果実も見られた。
小野谷峠から小野谷口バス停までは1時間も
かかってしまったが、沢筋に元ワサビ田があるほど
水はきれいだった。14:30着

 わずかに咲いていたのはコナスビ・ミズタビラコ・サワギク・ニガナ・イヌガラシ・エゴノキ・コアジサイ・ヤマボウシ・リョウブなどでやはり山野草など淋しいかぎりの北山の稜線歩きだった。

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