大分 由 布 岳 1583m 07.4.21~22 曇り

正面登山口--合野越--マタエ--西峰--
マタエ--東峰--マタエ--合野越--登山口

 豊後富士と呼ばれるトロイデ式火山の由布岳に登ってきました。1等三角点埋まるクサリ場を持つ西峰と一般ルートの東峰の両方を踏むことが出来ました。

東峰山麓の草原より由布岳を見上げる。 左が西峰、右が東峰の双耳峰、見る方向で姿が変わる

 標高860mの正面登山口付近は例年2~3月に野焼きが行われるようで、草原はまだ芝や草が焼け跡の黒々とした状態が残っており、そんな中には珍しいキスミレ、エヒメアヤメ、サクラソウ、バイカイカリソウなどのお花が咲いていました。

サクラソウ(サクラソウ科)園芸物ばかり見ていたが、自生物は初見でした。

 

全国的にも分布が狭いキスミレです。 バイカイカリソウ(メギ科)これまた珍しい小さなお花
エヒメアヤメ(アヤメ科)花茎10cmもなかったです。 登山道沿いにはマルバスミレが少し咲き、エイザン・シハイ・ヒメ・タチツボなどのスミレ類もいっぱいでした。

 他にもワダソウがわずかに見られ、フデリンドウ多数、マムシグサ、キジムシロ、ミツバツチグリ、ヤマエンゴサク、ヤマルリソウ、ミヤマハコベ、ヤマキケマン、クサイチゴ、モミジイチゴ、アキグミにセンボンヤリも咲いていました。

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