京都北山小野村割岳から早稲谷左岸尾根’14.9.12  曇り

 佐々里峠-911-小野村割岳-951-早稲谷左岸尾根(737-686)-下ノ町

 初秋の心地よい風を感じながら、北山の最深部あたりの分水嶺歩きが楽しめました。まず前半の小野村割岳山頂までは通い慣れた山域なのですが、今回のメインは小野村よりP951から早稲谷左岸尾根ルートです。もっとも歩きばかりでなく、山の幸の楽しみやアシュウスギなどの大木巡りでもある地図読み山行でした。

         
 小野村割岳山頂の様子 三等三角点    黒いのは昨年の山火事の株跡    新しい道標931.7m

 さて、取りつきはいつもの峠からの稜線歩きから山頂までの見慣れた巨樹たちばかりですが・・・。。

         
 佐々里峠    大蛇の木(トチノキ)生きています。    杉の倒木が自然に戻りそう・・
         
 芸術的な雷杉も生きています。    エイリアンの木?    P911の分岐に立つ

 小野村割岳から後の尾根歩き、大きな巨樹が数えきれないほど出会えます。今回は小野村割岳から東へとりましたが、この山頂からP951手前あたりの天狗峠への分岐までは、ほぼ踏み跡ができるほど多くの人が天狗峠方面に歩かれているようです。その間、分岐手前の台杉も一部上部の木が折れて倒木となっていました。ほどなく大杉の枯れかけた株の立つP951のピークでしたが、昼食ばかり思っていたことから肝心のその山頂写真を取り忘れてしまう失態でした。トホホ

 
 P951手前の一部折れた大木の杉

 早稲谷左岸尾根上のアシュウスギの巨樹たちが多数見られました・・・。

             

 そして本日の山の幸は秋口いち早く顔を出して食いしん坊を喜ばせてくれるキノコの「ナラタケ」です。これはブナやミズナラにアカマツなどの倒木や枯れ幹の腐朽部などに群生するのが特徴のナラタケです。

         
 径3~15cm内外、これは3~5cmくらい    個体により姿いろいろ    上部に膜質のツバ、柄に無斑もあり

 ホームヘ