京都西山 ポンポン山の花巡り ’14.4.24 晴

 今回はイチリンソウがもう満開だろうか、そしてヤマブキソウが咲きだしているだろうかとポンポン山界隈の花巡りとしましょう。天候にも恵まれましたが、お花の多いのにも大満足な徘徊となってくれました。まずは満開となって群生していたキンポウゲ科のイチリンソウからご覧いただきましょう。

     

 続いてケシ科のヤマブキソウです。こちらは新聞によりますとポンポン山のヤマブキソウは今から24年前にゴルフ場問題惹起によって、はからずもその群落が発見され、京都一帯の世に出たようです。その後の鹿の食害等によって一時数を減らしましたが、その後の保護対策などでまた増加の兆しがあります。
 今では金網柵によりその花へは近づくことは容易ではなくなりましたが、柵のすぐそばに咲いてくれる個体も出てきましたので、今回はラッキーにも撮影をさせていただけました。もちろん、本来の群生は柵の中にどんどんこれから見ごろを迎えそうな様子でした。

   

 二種がお目当てでしたが、期待どうりの咲きっぷりに感激しながら、他に咲く多数の花々までもゆっくりと楽しませていただきました。自宅から8時前に歩き初めて山中を徘徊、釈迦岳、ポンポン山ピークはもちろん、あちこちぐるりと歩き回って帰宅18時前になるという時間観念のない花巡りとなってしまいました。

 大群生して満開状態であったのはニリンソウ、ヤマルリソウ、ミヤマハコベで個体数最も多しの種でしたでしょうか。(以下全画像クリックで拡大画像)

 続いていろいろな花々をご覧願いましょう。まずはスミレ類ですが、もうこの種の情報は時期的に遅いのですが、あまりに多く咲いていましたのでパスするのは忍びなくて取り上げてみます・・。

 その他の山野草です。

 他にもタチネコノメソウ、エンレイソウの終盤、ミヤマキケマン見ごろ、ツルカノコソウ、オオジシバリ、ノハラアザミ、ハハコグサの咲き初めなども見られました。さて、最後ですが、樹木花なども見てみましょう。

 他にバラ科のザイフリボクも咲き初めとなっていましたが、高いところにあったために写真は撮れませんでした。

 ホームヘ