比良細川尾根から朽木栃生への武奈ケ岳'13.10.22

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 細川から武奈への最短ルートを登って周回してきました。台風28号の来る前にとの思いでしたが、高度を上げるとガスってしまい、展望はほとんどなくただ歩くだけの様相となりました。でも珍しいコハクウンボクの果実を目にすることができたことが本日の収穫となりました。

 トイレも自販機も何もないバス停(9:45)からすぐに歩き始めます。細川尾根は約500mくらいまでが植林帯です。直登コースをやめていつもの巻き道をあがり520mくらいの合流点、その後はずっと自然林続くすばらしい尾根歩きが楽しめます。
 紅葉はまだまだのようでしたが、それでもヤマモミジ、コアジサイ、ブナなどの紅葉が始まっています。アズキナシ、ナナカマド、サワフタギなどの果実も出会えましたが、このところの強風で落下しているものが多く見かけます。
 もちろんこの尾根はほとんど直登コースですから武奈ケ岳へは最短ルートでしょう。今回私は2時間で山頂を踏みました。

 ただ、今回は台風28号の影響でしょうか、下界は青空が広がって期待しながらスタートしたのですが、山へ入るとすぐに曇ってきて標高を上げると白いガスが広がってしまいました。ここまで誰ひとり合わずでしたが、着くと15人ほどがメイメイに昼食で静かなものでした。私もその一人となってお昼を広げましょう。ただ、山頂の憩い(11:45~12:05)もガスの中で期待外れ、そさくさと頂を後に北稜を下ることにしました。

 北稜から右前方にナガオ尾根手前の紅葉もそろそろのようです。その奥には釈迦岳やリトル比良のピークが見えだしてきました。そして目指す釣瓶岳ですが、こちらはガスがかかって頭がはっきりとしません。サワフタギ、タンナサワフタギの実はほぼ終盤でしわがよっています。カマツカはどれも真っ赤に色づいており、ツルウメモドキはまだまだ黄色い表皮で裂開は先のようです。もちろん、あたりにはブナの紅葉が始まったばかりのようですが盛りとなる本番にはもう少し先のことでしょう。
 そして細川越へ下りになりだすと、コハクウンボクの幼樹がほとんど葉を落としてしまい、この時期になればなかなか小さな木も見つけられません。このコハクウンボクの果実はやっぱり大人の木でないと実づいていません。下げている果実・・、お~ありました。この実は初見ですから感動がわきます。様子をじっくりと観察しましょう。

 青空の中のコハクウンボクの葉を撮る楽しみがまた増えました。こんな観察行ですが今日ばかりは帰りのバスが気にかかります。次は釣瓶岳の登り・・、でも細川越から15分でなんなく登り上げて山頂(12:42~45)のブナ林ですが、これもまだまだで、黄葉のブナ林はやっぱり青空の中で見てみたいとの思いをもちながら、アオハダ、アズキナシなどを見ながらイクワタ峠を目指します。

 途中にも釈迦岳や琵琶湖方面を眺めながら、足元のシダ類の草紅葉の中をどんどん下ります。すると蛇谷ケ峰が次第にはっきりと見えるようになってきました。どうしても足が止まってしまいます。今年もあの頂へ何度か通ったものです。そしてイクワタ峠です。ここは縦走路と朽木栃生へとの三叉路(13:08~12)となっています。展望もよくお休み処でしょうか。

 さて、わずかにひと息いれたあとはここを西北への朽木栃生へ下ります。ところが今回のコース中で、この峠からササ峠道出合(13:27)までの間が尾根広く、踏み跡が薄くなって落葉が踏み跡を隠す状態です。そんなことからコンパスでしっかり尾根の確認が必要でしょう。でも15分ほどですから慎重に樹林帯の方角を読めば大丈夫です。

 この後はすべて下りですが、しっかりとした古道ですから何の心配もなくどんどんスピードが出てしまいます。近年山歩きの中で松の木林はほとんど出会えなくなったのですが、ここではきれいな松の木が見られます。おそらく昔は松茸も取れたのではないでしょうか。・・・?

 そして車の音が聞こえてくるともうすぐに朽木栃生集落(14:10~15)の家並みが見えてきました。バス停そばには美味しい清水が飲めるように設備もあります。ここで顔を洗って一休みとしましょう。この後細川バス停まで20分ほ戻らねばなりません。

 細川バス停付近には何もありませんので、すぐ手前の細川休憩所(14:35~15:30)に立ち寄って最後の休憩とストレッチ、それにトイレも水道もあるために着替えもさせてもらいましょう。それにしても本日の歩きはほとんど休みなしで歩いたために4時間半ほどで周回してしまいました。帰りのバス便がほとんどなく、唯一のバス時刻(15:37)ばかりを気にしながらの山歩きはやっぱり困りますね・・・笑

 本日歩きました軌跡は↓のとおりでした。

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