北山 米買道から愛宕山 '13.9.23

 JR保津峡-落合-米買道-荒神峠-水尾-猪谷撤退-明神峠-樒原岐れ-愛宕三角点-愛宕山-大杉谷左岸-ひぐらしの滝-空也ノ滝下-清滝

 

 台風18号から一週間後の沢筋がどのような状態なのか探索に出かけてみました。思っていたより登山道の崩壊等は被害を免れていたのではないでしょうか。しかし、谷筋によっては大きな土砂崩れとなって進入が危ぶまれ、強行突破を見合わす谷筋もありましたが・・

 まずは落合から水尾への米買い道です。本来なら気持ち良いハイキング道なのですが、落合最初の取りつきは清滝川からの大量の砂が打ち寄せて無残な状態となっています。↓右画像の京都一周トレイルの道標あたり左後方へ道はあったのですが、土砂で入れずに右後方に回って上がります。以下全画像クリックで拡大画像が見れます。

 緩やかな尾根に入りますと木々には水尾の柚子をモチーフにした可愛らしい標示が出てきて心和ませてくれます。さらに尾根筋を行くと長坂谷の沢を二度渡渉しますが、さすがにこの箇所は道が消え、上流から流されてきた丸太や樹木が散乱して沢を塞いでいますが、これをやりすごしてから最初の入口より半時間で椿地蔵と水場到着です。ここは尾根筋を大分上がってきているために荒れはなく、いつもの美味しい水場は健在でした。往来の人たちの憩いの場だったことでしょうとの説明版もあります、

 そして10分で荒神峠です。ここは今ではつつじ尾根コースの交差点、JR保津峡駅からの人気のコースとなっています。この地から大昔は京まで展望利き、旅する人たちは茶屋で一息入れたことでしょう。でも今は杉の植林地と化し、まったくの展望なくいつも薄暗い峠でもあります。
 一本たてていると皆さん愛宕へ向けて急登へ向われますが、こちらはのんきに西へ降って行きます。でもこちらの峠から水尾への道の方が道崩壊は被害多しの感でした。何か所も谷がカーブする地は上流からの流れがありますので、カーブ地点は要注意となっています。
 大岩地の杉の大木が肌を赤っぽくさせてよく見るとどうやら枯れてきているようです。この杉を右に曲がって少し行きますと倒木の散乱が目を覆うばかりでした。あたかも障害物競争のごとくやり過ごします。その先には昔、水尾の東方面にあったことから「東のたんぼ」地ですが、シシガキといわれていた鹿や猪などの獣の食害防止策としての石垣も残っています。
 ところがこのすぐ先のカーブ地点は完全に登山道が崩壊してしまっていました。この崩壊地が今回歩いた米買道の中で一番被害甚大だったのではないでしょうか。荒地と化したここを注意しながら、なんとか降りて登って道に戻りましょう。
 でも、この崩壊地がすめば後はのんびり歩くと明るくなって水尾の集落が近づいたことを知らせてくれます。最後は出たところにしっかりした米買い道の道標が出迎えてくれるのでした。

 これまで何度も柚子風呂でお世話になっていた丸源さんから水尾集落を舗装路20分歩きます。すると前方に道路のカーブミラーが見えてくると右手前の斜面いたるところから水が流れ落ちて、先の方に水場が出てきます。ここで喉を潤して一息入れましょう。

 このすぐ先のカーブミラー地が岩ケ谷入り口ですが、今回は少し上がって左折し、猪谷へ向かいましょう。ところがビックリ仰天でした。少し登って行きますと道が崩れてしまっているのでした。この地点でこの有様なら、上部はまったくの大荒れとなっていることだろうと想像できます。ここを無理矢理突破は可能にしても、それでなくとも水量の多い猪谷です。先の安全には保証なしとすぐさま方針変更としましょう。この谷の探索は中止とします。よって、この後は素直に明神峠から愛宕山を登り、降りで大杉谷左岸の探索をすることと決定します。

 岩ケ谷入口から10分で明神峠へ上がります。すぐ先を八木方向に進むと右手に関電巡視路道に取りつきます。この後は道なりに樒原分岐へ登って愛宕三角点地でお昼としましょう。食事中の先客さんの中に入れていただきます。
 聞けば山歩きを始めて4年なのに北アの笠ケ岳に笠新道から登ったとの話も出ます。かたや今夏ご夫婦で北穂高に登ってきたよと上級のお二人は首無地蔵から梨の木林道の荒れ具合を見て下山ですと先発されます。
 今日は久しぶりにアルプスの話を聞けました。やっぱり愛宕へ登ってくる方はポンポン山と違ってお元気な方が多いようですね。いずれまたご一緒にアルプスを歩きましょうと分かれます。こちらはその後は愛宕神社へお参りとしましょう。いつも確認する温度計は20度を切っていました。さすがに涼しくて気持ちいいですね。

 さぁ、この後は本日最後の探索です。大杉谷第5ベンチ・第4ベンチすぐ上から杉林を左折して降ります。しかし、こちらの道は沢通過はほとんどなく、尾根の巻き道がほとんですから、予想以上に被害少なく、いつものように順調にひぐらしの滝、そして最後は空也の滝下のアルミの手すりある短い橋下に出て、最後は月輪寺登山口へベンチから50分で降りてきました。。。
 ただし、このコース全体が踏み跡は薄く、そして特に道幅も狭いために滑落なども起きかねません。山慣れない方にはお薦めできないために、初めての方には要注意コースであることも承知願いたく山慣れない方の 単独での入山は控えていただきたいコースです。
 要するにマイナーな山歩きをなさる方向きのルートであります。愛宕山でも数あるのルートの中としては上級コース?といえるでしょうか。といいますのは道の分岐多く、道迷いの可能性十分でもあります。興味ある方は熟知した方同行が必要であることも付け加えておきましょう。


 今回は谷筋の探索がメインでしたが、そうはいっても植物たちも目にとまりましたので、ご覧いただきましょう。山野草、シダ類たちです。

 続いて樹木たちです。最初はバラ科リンゴ属のオオウラジロノキです。

 トウダイグサ科のシラキです。

 ハイノキ科のタンナサワフタギです。

 スイカズラ科のヒロハゴマギとバラ科のカマツカです。。

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