湖北 初夏の伊吹山 '13.5.23 晴

 初夏に伊吹北尾根を歩くとの報が入り、近年の北尾根歩きは人気のGWの時期ばかりの案内歩きであったために、初夏の北尾根の端境期はどのような植物層なのか見てみたいと考え、早速参加申し込みとしました。
 ところが名神高速道路の工事期間に入ってしまい大渋滞となって時間不足予想で、やむなく行程変更されて伊吹山本峰の遊歩道西から東の周回とし、その後は燕壁一帯の花散策に終わってしまったのでした。残念でしたが、これも致し方なかろうと観光客なみの花巡り気分で旧知の山仲間のみなさんとご一緒でき、久しぶりの気楽なのんびり花巡りを楽しむことができました。

 まずはイブキガラシから入ってみましょう。本州では伊吹以北でも咲きヤマガラシとの名になっています。ここではやっぱりイブキガラシですよね・・、そしてもう少しで6月、よく似たお花の同じアブラナ科のキバナハタザオも伊吹山で咲きます。(以下全画像クリックで説明等)

 続いてイブキタンポポを見ましょう。

 さらに沢山咲いていましたイブキハタザオとハクサンハタザオの違いも見てみましょう。ちなみに北尾根にはハクサンハタザオが多く咲きますが、イブキハタザオは比較的少ないように思います。

 さて、多数見たお花たちの主たるものをピックアップしてみましょう。他に咲いていたのはイチリンソウ、エゾノタチツボスミレ、エンレイソウ、カキドオシ、クルマムグラ、ショウジョウスゲ、ショウジョウバカマ、タチツボスミレ、ツクバネソウ蕾、ニョイスミレ、フタバアオイ、フッキソウ、フデリンドウ、ムラサキケマン、ゴマギ蕾、タニウツギ、マユミ蕾、ミツバウツギ蕾、ヤマツツジなどでした。

 ホームヘ