甲州 扇山と百蔵山 ’09.2.7 晴れ

鳥沢-梨の木平-ツツジ群生地入口-大久保のコル-扇山-大久保山-宮谷分岐-百蔵山-福泉寺分岐-百蔵山登山口-猿橋

 今回の山旅三日目も3月上旬の暖かさとTVは告げている。アイゼンはもちろん不要である。でも富士見としては如何なものかと案じていたとおりの日となってしまった。しかし扇山(1138m)まではなんとかどっしりとした富士が顔を見せてくれた。

最後の水場はとうとうと流れ、昼食用に補給だ。 ツツジ群生地入り口のベンチからの展望
ズーム、前は九鬼山、奥に鹿留山、杓子山が前景 扇山頂上からは一帯にカラマツが目立つ
カラマツ越しにひときわ高い堂々の富士山 山頂は広く、何人でも冨士山は展望可能だろう・・

 さぁ、急ごう・・百蔵山から富士は間に合うのか?と急ぎ足で大久保のコルまで引き返し、ここから300mの急坂下りである。

稜線上の大久保山 百蔵山の富士間に合わず 百蔵山頂上はいっぱいの人

 急いで下って登ったが、百蔵山(3等三角点1003m)での富士はまたしても会えなかった。山頂は小広く、百蔵大明神遺跡の石碑が立っている。また南側からは冨士山の正面に吉田大沢の沢筋が目立つようだが、植えられた桜が満開となる4月中旬のころに、花見とともに富士見の贅沢な山歩きの再訪が可能だろうか・・

 頂上には先客30人ほどが賑やかに昼食中であり、どんどん登山者が到着してくる。私もここで1時間もゆっくりのんびり用意のコフェルで暖かい食事が楽しい。
 2月というのに寒さ知らずの百蔵山山頂での大休止だった。そして今後の山歩きの予定を考えながらぼんやりと冨士山方向を眺めているのであった。

 さぁ。明日は4日目の最終日だ。清八山、本社ケ丸に登って後は鶴ケ鳥屋山を縦走しよう・・

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