湖西 百里ケ岳 931.3m  曇りのち小雨 07.10.3 

中小屋--北谷--木地山峠--百里ケ岳--シチクレ峠--南沢--中小屋

 百里ケ岳には一ヶ月前に南谷を詰めて登りましたが、その時に沢筋を間違えたため今度は北谷からとりつき木地山峠、百里ケ岳、シチクレ峠を踏んで待望の南谷にチャレンジしました。

 ところが予想に反して大変な難路の沢となり、薮コギはもちろん急傾斜の滑りやすい岩なども多く、危うく崖下への転落を免れるなど厳しい山歩きとなってしまいました。
 やはり少なくともまばらでも踏み後あるコースを歩かないと危険だと改めて反省の山道となりました。

 ただ山麓の道路沿いに20mくらいの高木でたくさんの薄ピンク色の花?、いや実だろうと近づいてみますと、同行者が前に花の咲いていた9月に調べると、たしか『オオモクゲンジ』だったと教えてくれました。
 厳しい山歩きでやや身体の調子がおかしくなりましたが、このオオモクゲンジという樹木名を知り得てなんかうれしい一日となりました。笑 

オオモクゲンジ(ムクロジ科)
葉は互生で奇数羽状複葉 果実は朔果で長さ4cm楕円形の袋状
中国雲南省原産、落葉高木20mにもなる。右下は落下していた果実、植栽

 

北谷は古木のトチノキなど雰囲気グッドな渓谷 渡渉で流れにはまりながら木地山峠でした。
百里へのブナ林続く稜線もルンルンです。 集落から2時間半で頂上でした。
サワフタギ(ハイノキ科)の果実はルリ色、タンナサワフタギの果実は藍黒色、葉では難しいが実での同定容易
下山の境界尾根分岐(根来坂への岐れ)の道標 百里新道のシチクレ峠から南谷へ以後コ・ン・ラ・ン

 このシチクレ峠からの道が問題でありました。何を隠そう厳しすぎて写真を撮る余裕すら困難で、この峠以降はまったく画像はありませんのでその様子が見てもらえないのが残念です。なお、この南谷の今後は諦めることにしました。大汗

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