JR和気駅1010--登山口--和気富士1045--観音山(和文字山)1105--涸沢峰1150--ジャンダルム
--神ノ上山1240~1325--鷲ノ巣岩1340--山の学校1420--和気中学校1440--JR和気駅1520
21のピークを持つといわれる岡山県和気町の北側に低山並べる、こんもりとした山たちをちょっとミニ縦走しようと向かった。小春日和のようなすばらしいお天気の応援で楽しい一日となった。
山は播州地方の山肌に似て、この地方独特の火山岩の白砂が松の緑に映えアルペン的な風景を醸し出している。ガレ気味でたいていの樹木もそんなに高木はない。そんなことから期待の植物たちは乏しい。でも4月下旬あたりからは満開のつつじが一面に楽しめることだろう。
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JR和気駅目の前の富士見橋から端整な和気 富士を眺め、すぐで「和気富士健康づくり路」の 道標が登山口を教えてくれる。 |
北曽根城跡となっている和気富士の城山への 途中の展望岩からは大きく蛇行する吉井川の 川べりに街が続いているのがよく分る。 温度も上がり、急登ですぐに一汗が気になる。 |
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地元の方が、いろいろアルプス的な名をつけて 道標を樹に下げてくれているのを見ながら歩くの もまたおもしろい。 槍ケ峰、鎌尾根リッジ、ザイデングラード、チンネ スラブルート、、、でもほんと笑っちゃうよね~ 中でも穂高山は正面から竜王山バットレスを 眺められる絶好のピークだ。・・笑、、(#^.^#) なかなかのガレが目前にせまってきている。 |
2時間半ほど歩いてきょうの最高峰? 神ノ上山(コウノウエヤマ)(370m)の小広い 頂上到着である。 あたりにはリョウブやクヌギなどの落葉樹が 林立しているが、北側は特に見晴らしがきく。 初めて見た二人連れが先客である。この あたりは登山人口が多くなさそうで、2等 三角点もどことなく淋しそう・・・ 温かくて用意の鍋も熱すぎるくらいだが、 ゆっくり味わいながら大休止だ。 |
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下りは鷲ノ巣岩の端まで出て、下の絶壁を眺め 高度恐怖症でもないが、思わず足のすくむのは いたしかたなかろう。 雨降り時はこの岩場は足元危険なため入らない 方が無難だろう。 後は急勾配の下りをどんどん降りて和気中学校 が昔使ってたという山の学校の芝生の広場を経由 して学校裏から舗装道路をJR和気駅まで40分 ほど歩いたが、きょうはこの部分が一番苦しかった。 |
それにつけても今日は植物類の不作の日となったが、そうはいっても目立ったものはシダ植物はコシダしかないのかと思えるくらいコシダ一点ばりで「コシダの群生地」などという札まであるほどだ。
また樹木ではソヨゴがめっちゃめちゃ多く、ヒサカキ、シロダモ、ネズミモチ、ヤブツバキなどが相当目についた。その他の植物は次のとうりだ。
ネズ(ヒノキ科) ネジキ(ツツジ科)
下山時、山の学校広場は結構いろいろな樹木が多く、もちろん山野草などもありそうで、4月以降には植物好きにはコースで唯一の場所ではなかろうか。
中でも植栽であろうが十分5m以上もある立派なモッコクが芝生広場中ほどにあり、傍らにはまだ若いサンゴジュの樹がこちらは鳥が実を運んだのかもしれない。
これだけ大きなモッコクは初めてのような気がした。それにタムシバも枯れた実がたくさん残っていたことから花時にはあたりは真っ白になることだろう。
サンゴジュ(スイカズラ科) モッコク(ツバキ科)
その後お墓前から中学校へ進む道に珍しい樹木札がぶら下がっている。「ぐみ科ナツアサドリ」とあり、えー、何?こんな名前のグミ聞いたことない・・?この地方の呼び名かな?と不思議に思い、帰宅後図鑑をめくるとばっちり「ナツアサドリ」と正式名称で掲載されていた。
どうやら朝取は岡山県、山口県あたりではアキグミのことをいう方言らしい。でもアキグミは葉の裏に鱗状毛があるが、このナツアサドリは星状毛で別の種である。それに果実の先がすぼまり、上向きにつくのが特徴のようだ。このナツアサドリの名前は初めて聞いたため、道々なかなか頭に入らなかった。笑